相談料無料で弁護士に相談するなら

離婚や借金、相続問題など法律が絡むトラブルを抱え、弁護士に相談した方が良いとわかっていても、高額の費用がかかりそうで行くのをためらっている人は多いのではないでしょうか。実は、弁護士への相談を無料でできるいくつかの方法があります。

うまく活用すれば、法律トラブルを解決する筋道をつかむこともできるでしょう。そこで、ここでは、無料で弁護士に相談する方法について紹介していきます。

→弁護士に相談すると良い事案7選

弁護士に支払う費用、内訳は?

まずは、弁護士に依頼したときにかかる費用の内訳について説明していきましょう。弁護士にかかる費用は事務所ごとに異なりますが、およその相場というものがあります。まず、正式に契約する前の事前相談では、30分5,000円、1時間1万円程度の相談料が発生します。

相談して正式に依頼する段階になると、着手金が必要です。

このお金は、依頼した結果が納得のいかない内容であっても返ってくることはありません。依頼した内容の結果の成功度合いに応じて、報酬金の支払いが求められます。これは、結果が全くの不成功で終わった場合には発生しません。

その他、弁護士が現場に向かうために必要になった交通費や宿泊費といった実費も請求されます。まとまったお金を用意できない場合は分割による支払いができる事務所が多いため、事前に確認しておくと良いでしょう。

→弁護士に相談したい!相談料はいくら必要?

まずは無料で相談したい……どんな方法がある?

正式に依頼するかどうかわからないが、まずは相談だけでもしたいというときもあるでしょう。その場合は、役所などで行われている弁護士による法律相談会や法テラスを活用すると、無料で相談できます。また、法律事務所によっては、初回の相談料が無料になるところもあります。

役所で行われる弁護士相談会って何?どんなことをするの?

役所などでは、定期的に弁護士による無料の法律相談会が行われています。自治体のHPや広報などで開催日時の確認が可能ですので、相談する場合は事前に予約をしましょう。ただし、この相談会は、具体的なトラブルの解決方法を教えてもらえるものではなく、どのような手続きがいるのか・何をしなければいけないかなどを教えてもらえるものです。

一般に、役所で行われる法律相談会には多くの相談者が訪れます。そのため、1人当たりの相談時間には制限があり、20~30分程度となることが多いでしょう。話せる時間が短いため、事前に相談したい内容のポイントや必要な資料などをそろえておくのがおすすめです。

よく聞く法テラスってどんな制度?

法テラスとは、「日本司法支援センター」の一般的な呼称です。このセンターは、市民が法的なトラブルを抱えたときに解決までの筋道を案内することを主な役目として設立されました。法テラスが行うのは、トラブルの解決に役立つ情報の提供、全国各地にある事務所での無料相談、弁護士費用の立替などになります。

ただし、無料相談を利用するためには、収入が一定以下であること、勝訴の見込みがわずかでもある案件であることなどの条件を満たしている必要があります。

→東京にも多い弁護士!相談するのに相応しい事務所とは

とりあえずアドバイスがほしいときは法律事務所のメール相談もおすすめ

法律事務所の中には、無料でメールによる相談を受けつけているところもあります。事務所に相談に行くほどのことか迷っている、電話や面談だとうまく話せないという人は、まずはメールで相談してみるのも良いでしょう。

メール相談ができる事務所は、インターネットで探せます。メールで相談する際は、トラブルの要点をきちんと押さえてわかりやすく書くことが大切です。文章が苦手な人は、箇条書きにすると良いでしょう。感情にまかせて書くとつい愚痴や関係のないことまで記してしまいます。

書き終えたあとは、少し時間をおいてから読み直すのがおすすすめです。ただし、メールでの相談では得られる情報が少ないため、弁護士も一般的な解決法の提示にとどまることがほとんどです。メールによる回答で解決までの筋道がつくこともありますが、解決しない場合は実際に相談に出向くことも検討しましょう。

メールでは説明しきれないときは電話相談も

電話相談を無料で行っている法律事務所もあります。ただし、面談時間は20~30分程度のことがほとんどですので、だらだら話しているとあっという間に終わってしまうでしょう。電話で簡潔にトラブルの概要を伝えるのはなかなか難しいものです。

話しているうちに感情的になって、何を伝えたいのかわからないという結果になることもあります。それを避けるためには、電話をかける前にトラブルの内容を整理して紙に書きだしておくと良いでしょう。また、関係書類などの資料も手元に置いておけば、弁護士からの質問にもすぐに答えることができます。

ただ、電話で短い時間に伝えられることは限りがあります。弁護士の助言も踏み込んだものにはならないことは理解しておきましょう。

初回の相談料が無料になる事務所で面談

法律事務所の事前相談料が30分5,000円程度であることは既に述べた通りです。しかし、法律事務所の中には、初回相談は無料とするところも増えています。電話やメールではうまく説明できないような複雑な案件や、具体的に依頼することを考えている場合は、直接面談して話すのが良いでしょう。

この場合も、30分程度しか時間がありませんので、出向く前にしっかり要点を整理しておくこと、説明に必要な資料はしっかりそろえておくことが大切です。

相談するときはここに注意して

相談する法律事務所はどこでも良いというわけではありません。事務所によってそれぞれ得意とする分野があります。離婚なのか相続なのか、交通事故なのか、トラブルの内容に合わせてその分野で実績のある事務所を選ぶことが大切です。

また、メールや電話での相談は全国どこでも可能ですが、遠方にある事務所よりも、自分の住む地域にある事務所を選ぶ方がいいでしょう。なぜなら、メールや電話で相談したあとに本格的に依頼したいと思うことも多いからです。

依頼したらそれで終わりではなく、問題解決までに何度も弁護士に会う必要もでてきますので、通える範囲にあるところを選びましょう。また、弁護士との相性というものもあります。どれだけ実績や能力のある弁護士でも、なんとなく合わない、信頼できないと感じることもあるでしょう。

トラブル解決のために、あまり知られたくないようなプライベートも話さなければならないことも少なくありません。相性が合わない、信用できない弁護士であれば、赤裸々にプライベートを話すことも、アドバイスを受け入れることも難しいものです。

どんな人が合うかは人によって異なりますので、複数の事務所を訪れて相談し、合う依頼先を探すと良いでしょう。

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